コロナウィルスの拡大抑制に向けた緊急対策が始まり、大人も子供もいつもと違う生活スタイルへの切替を余儀なくされています。このいつもと違う状態によってどんな影響を受けるのか、これは誰にも分からないことでしょう。
私としては臨時休校となった子供たちへの影響が1番心配しているところです。私なりに気になるところをまとめましたのでご参考になればと思います。
また、こんなこともあるよ、と言ったアドバイスをいただけると幸いです。過去に経験がないこの状況を乗り越えるヒントが1つでも見付けられたらと思います。
- いつもと違うことによる心配点 | 臨時休校による影響は?
- 心配点を踏まえた対策 | 家庭での過ごし方を子供たちと考えました!
- 行動の記録 | テレワークで在宅勤務をした日の観察記録
- 1日を過ごした感想
- まとめ
いつもと違うことによる心配点 | 臨時休校による影響は?
臨時休校という状況を受けて子供も大人も色々な対応を余儀なくされています。これによる影響ははかり知れないものがあることでしょう。思いつくところをあげてみました。
①時間に縛られない | 行動の指針がない
学校に行くということは当然ですが
- 何時までに行く
- 何時間授業
- 給食の時間
などなど様々な時間の縛りがあります。これに合わせるために、
- 何時に起きなくちゃ!
- 今日は嫌いな算数がある!
- 明日の給食揚げパンだ!
とか色々な心の準備をすることでしょう。これが子供にとっては大切で社会生活へとけこむための準備をしていくのだと思います。
②気持ちの切替えができない | オンとオフの切替えがない
学校に行くことによって
- 学校の時間→オンの時間
- 放課後や休日→オフの時間
という意識が子供たちにも自然に植えつけられます。臨時休校になることでこのオンとオフの切換えのきっかけがなくなってしまいます。
長期休暇という意味では夏休みや春休みもありますが、予め決まっている休みと臨時の休みでは心の持ち方がかなり変わってくるでしょう。
更に気を付けないといけないことは、今回の休みは事態が収束に向かわない場合、延長の措置もあり得るという点です。「明日からまた登校だ!」と意気込んでるところへ「また1カ月休み!」となったときの子供達の心はどうなってしまうのでしょうか。
③人と会わない | 世界が狭くなる
学校に行くと先生や生徒がいます。その中にも好きな先生や友達、恐い先生、苦手な友達などの色々なタイプが誰にでもいることでしょう。
そんな人たちと接することで子供の心にも様々な刺激になり、それが成長につながっていくことと思います。その刺激がなくなってしまうことで心のメリハリがなくなってしまわないか、という心配があります。
心配点を踏まえた対策 | 家庭での過ごし方を子供たちと考えました!
心配ばかりしてても休校は待ったなしです。思いつくことを手さぐりでやっていくしかありません。自分なりに考えたことを子供たちにも話をしていくつかの約束ごとを決めました。
①1週間の活動計画を作る
1つ目は課題の設定と計画的な推進です。宿題や塾の課題、野球の練習などをどうやって日々の生活の中に取り入れていくかを子供たちに考えさせました。
学校の時間割ほどはきっちりとしたものではありませんが、休み明けの前日に溜めてた宿題におわれない程度に考えてもらいました。
②いつもと同じという意識づけ
2つ目はいつもと同じ、学校は休みでも平日は平日という意識づけです。
実際に学校には行きませんが、だらだらと寝坊したり朝ご飯をいつまでも食べてたりがないように、学校の時間帯はゲームをしないで①で決めたことをする様に促すことにしました。
行動の記録 | テレワークで在宅勤務をした日の観察記録
以上で考えた活動計画、自宅にいるときは
「今日は何したの?」
「明日は何するの?」
と声かけも出来ますが、実際にどんな生活をしているかはやっぱり分からない。幸い私の業種ではテレワークが推奨されている事情もあるので、早速活用して子供の様子を観察しました!
朝の行動 | 朝ドラ観たら野球やる
朝起きる時間はいつも通り、朝ご飯は少しもたつきながらも通常の投稿時間までには食べ終わりました。その後、私と一緒に朝ドラを観る長男。終わったら兄弟で野球の練習開始。私はテレワークスタート!こっちも不慣れな生活なので新鮮です。
ケンカして終了かと思ってた野球練習。意外としっかり30分ほどやってました。その後は勉強開始です。
午前中の行動 | ざわざわしながらも勉強
静かに始めた勉強でしたが、だんだんと騒ぐ声が聞こえ始めます。
「静かにやりなさい!」と言いたい気持ちをぐっとこらえて見守りました。学校の休み時間もこんな感じでしょうからね。
ちなみに何故か私とは違う部屋で勉強をしていた2人。避けられた…?
お昼の行動 | みんなでお昼ごはんの準備
お昼ご飯は子供たちにメニューを決めさせました。
長男「考えられない!」
と言ってましたが
私「いつも弁当食べてるから分かるでしょ」
と一蹴です。
こんな時は冷凍食品が役立ちますね。お弁当作りで培った知恵です。
ちなみに、その日のメニューは唐揚げ丼です。
午後の行動 | 学校の時間が終わったらテレビ
お昼ご飯が終わったら
長男「野球やろう!」
と、勝手に野球練習をやり始めた2人。
学校の昼休みの感覚なのでしょうか。
朝に続き30分ほどやってから午後の勉強です。
次男「おやつ食べていい?」
と途中聞きにきましたが、
私「学校の時間が終わったらね」
ということにしました。
放課後の時間にゲームを始める2人。
「もっと勉強やりな!」と言いたかったけど、学校がある日もこんなものだろうと思って放置です。
ゲームに飽きたら
長男「暗くなる前に野球やろう!」
と言ってまたもや野球の練習をやってた2人です。
1日を過ごした感想
臨時休校、テレワーク、子供も私も不慣れな1日を過ごしました。実際に体験したことで安心したこともありました。こんな状況だからこそ新しい発見もあるものです。
安心したこと | 兄弟で足並み揃えて過ごせてました
1日を過ごしてみて意外だったのは兄弟仲良く過ごしていたこと。途中ケンカもしてましたが2人で一緒に過ごせていたのは安心しました。こんな時は1人にならないのは良いことですね。
計画の通りに野球、勉強、遊びを出来ていたのも安心できました。
驚いたのは朝、昼、夕方とことあるごとにやっていた野球練習。
この機会に上達してくれるたくましさに期待!
心配なこと | やっぱり世界は狭くなる
家族以外の人との交流がないのはやっぱり心配なところですね。生活に刺激が少なくなってしまうので、そこは親が色々と考えなくてはいけないと思いました。せめて週末はどこかに出かけたいですが、感染リスクを考えるとしばらくは難しいところですね。
まとめ
休校になって1週間が過ぎましたが、まあ何とかしっかり過ごしてくれてるなというのが今の我が家の状況です。ですがこの状況が続く限りはなかなか安心できないところもあります。我々大人も経験がないこの状況ですが家族一丸となって乗り越えていけたらと思います。